記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 立体ビオトープ型雨水循環システムの水質評価に関する研究-「経堂の杜」を事例として

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.133-136]

立体ビオトープ型雨水循環システムの水質評価に関する研究-「経堂の杜」を事例として

松本 洋俊,糸長 浩司 (日本大学)


要旨:
本研究はパーマカルチャー理論をベースに植物を用いて生活排水等を浄化,処理することが可能な植物浄化システムを建築環境の中に導入することを目的とした実証的研究である。研究の方法は,「経堂の杜」の「立体ビオトープ型雨水循環システム」における水質の分析と評価を行った。その結果,本システムを更に高度化すれば,将来的に生活排水等を浄化,処理することが可能な環境共生設備として位置付けることができると考えられる。今後の研究の課題は,植物浄化システムの実験装置の開発と評価を行い,建築物に持続的な生活環境を体系化するのと同時に,食べ物の生産を可能とした「富める生態系」を創造するためのパーマカルチャー的デザインを建築学的に確立することである。


キーワード:
パーマカルチャー,ビオトープ,植物浄化システム