記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 日本におけるパーソナルコンピュータによる電力消費量の推計とその削減ポテンシャル

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.61-66]

日本におけるパーソナルコンピュータによる電力消費量の推計とその削減ポテンシャル

玄地 裕,八木田浩史 ((独)産業技術総合研究所)


要旨:
IT化によりオフィスビル,家庭に多数導入されたパーソナルコンピュータ(PC)を取り上げ,わが国のPCによる1999年,2000年の消費電力量推計を行った。その結果,1999年のPCによる消費電力量は52億kWhとなり,これは日本の電力需要量の0.64%にあたると推定された。また,2000年のPCによる消費電力量は61億kWhとなり,これは日本の電力需要量の0.73%にあたると推定された。これらのうちオフィスの消費電力が75%を占めていた。2000年時点で,日中の待機設定と夜間の電源をオフにする電源管理により,約25.8億kWhの電力が削減可能であったと推測された。


キーワード:
IT,電力消費,コンピュータ,エネルギー消費,電源管理