記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 16 (2002年) > 都市公園内の水田管理における市民参加形態とその段階性

環境情報科学学術研究論文集16 (2002年)

[pp.41-44]

都市公園内の水田管理における市民参加形態とその段階性

藤田 知則,大澤 啓志,勝野 武彦 (麗澤瑞浪中学・高等学校,日本大学)


要旨:
都市域の8公園で水田管理への市民参加状況を調査し,その市民参加の形態と市民的管理における段階性について考察した。各公園における市民の関わり方は,単日の体験イベントヘの参加や複数目実施の体験講座への参加という形態が最も広く行われていた。日常的な水田管理は行政もしくは地元農業経験者が行っている場合が多く,NPO/市民グループが担っている事例は1件しか得られなかった。水田活動における問題点として,日常管理を行っている農業経験者の高齢化があげられた。将来市民ボランティアが水田管理を担うことへの公園部局の積極的な姿勢はあまりみられなかったが,農業経験者の作業補助という形態の市民参加も萌芽的に存在した。


キーワード:
水田管理,市民参加,都市公園,ボランティア・コーディネート