記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 15 (2001年) > 中山間地域における都市農村交流活動に対する住民評価に関する研究-長野県飯山市「なべくら高原 森の家」を事例として

環境情報科学学術研究論文集15 (2001年)

[pp.167-172]

中山間地域における都市農村交流活動に対する住民評価に関する研究-長野県飯山市「なべくら高原 森の家」を事例として

中島 正裕,千賀裕太郎,齋藤 雪彦 (東京農工大学,千葉大学)


要旨:
本研突は長野県飯山市の「なべくら高原 森の家」を事例として,都市農村交流活動に対する評価を住民の視点から行った。その結果,以下のことが明らかとなった。1)森の家が立地する集落や,森の家からの距離が近い集落ほど住民の活動への参加が多かった。2)事業計画および施設運営の段階における行政から住民への情報伝達が現在の活動への参加状況,今後の活動への参加意志に影響を与えることが推察された。3)集落別,活動参加の有無で生活環境への影響を見ると,精神面の効果に対する評価に大きな違いが見られた。4)森の家に対する住民の総合評価には,生活環境面での効果以外にも事業計画段階での行政から住民への情報伝達,活動内容に対する認識程度が影響を与えていた。


キーワード:
都市農村交流,地域活性化,アンケート調査