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環境情報科学学術研究論文集15 (2001年)

[pp.155-160]

業種と職住形態からみた事業所の立地動向に関する研究-福井市での事例

野嶋 慎二,渡邊 将樹 (福井大学)


要旨:
本研究は郊外化が進む福井市において事業所の立地動向を業種と職住形態ごとに明らかにし,都市環境の現状と変遷を考えるための基礎的知見を得ることを目的とする。以下結論を示す。1)事業所数が特に増加した町丁目は市街化区城と市街化調整区域の境界線付近に多く,特に減少している町丁目は戦災復興土地区画整理事業区域内に多い。2)市街化区城の幹線道路沿いでは単独型事業所が多く,小売業・サービス業が多い。内部市街地では約35%が職住一体型事業所で小売業・サービス業以外にも建設業・製造業が多い。3)市街化区域では職住一体型事業所は移転によって増加し,市街化調整区域では自宅で創業することにより増加する傾向がある。場所選定理由では生活志向の理由が多い。


キーワード:
地方都市,事業所,郊外化,立地動向