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環境情報科学学術研究論文集15 (2001年)

[pp.25-30]

数値標高モデルを用いた谷津の地形解析

松浦 俊也,横張 真 (筑波大学)


要旨:
本研究では,50mDEM (Digital Elevation Model) を用いて,広域的に谷津の谷底低地の幅と傾斜度を計測,抽出,分類できる地形解析手法を開発した。谷津は谷底低地の平坦さと狭さに特徴をもつことに着目し,谷壁斜面下部から最大傾斜方位を中心とする水平視野角90°の領域における可視領域を計測し,谷底低地の幅を数量化した。また,抽出されたセル間の傾斜度より,谷底低地の傾斜度を数量化した。台地,丘陵地,山地における検証の結果,本手法により,50mDEMのみを用いて,中地形の違いによらず,9割前後の精度で谷津の谷底低地を抽出できることが示された。


キーワード:
谷津,谷底低地,数値標高モデル,50mDEM,垂直断面形,水平視野角