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環境情報科学学術研究論文集13 (1999年)

[pp.187-192]

リモートセンシングデータを活用した農地利用タイプの空間的把握に関する検討-地域物質フロー単位とその空間的分解の可能性について

小林 久,宮本 潤 (茨城大学,宇宙技術開発(株))


要旨:
作物栽培に関運する物質フロー特性から農地利用タイプを区分し,その空開的分解の可能性についてリモートセンシングデータを用いた4種類の分析手法((1)分析A:対象地全域を対象とした教師付き分類,(2)分析B-1:土地利用区分別の教師付き分類,(3)分析B-2:植生指標の閥値による季別の栽培有無の判別とその組み合わせによる分類,(4)分析B-3:教師なし分類による分類クラスのグループ化)により検討した。その結果,分析AおよびB-2は空間的分解の精度が低く,不適切なアプローチと考えられた。分析B-1は単作地域など農地利用が複雑ではない地域の分析に限り有効性のあるアプローチ,分析B-3は多種作物が栽培されるような農地利用の複雑な地域に対しても適用可能性があるアプローチと考えられた。


キーワード:
リモートセンシング,地域物質フロー,作付けパターン,養分投入,土地利用