記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 13 (1999年) > 衛星データを適用した都市周辺の変遷に関する分析の試み

環境情報科学学術研究論文集13 (1999年)

[pp.109-114]

衛星データを適用した都市周辺の変遷に関する分析の試み

熊谷樹一郎,小川 進,齊藤元也 (摂南大学,農業環境技術研究所)


要旨:
都市開発に伴う土地利用の変化プロセスにはさまざまな形態がある。都市域の広がり方そのものも重要な解析対象であるが,都市周辺の土地利用状況の変遷を面的に分析していく試みも大切なものとなる。本研究では,Landsat/TMデータを対象として都市周辺における土地被覆状況の空間的な変遷に関する分析を試みた。具体的には,1984年から1997年までの3時期に観測されたLandsat/TMデータを対象に土地被覆分類図を作成し,空間的な複雑さを表すエントロピーを新たな指標として応用した。土地被覆項目ごとのエントロピーと面積占有率で構成される散布図においては,都市化に伴った土地被覆の面的な変遷が説明付けられる可能性が示唆された。


キーワード:
衛星リモートセンシングデータ,都市化,空間情報,エントロピー