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環境情報科学学術研究論文集13 (1999年)

[pp.49-54]

都市緑地における鳴き声によるカエルの個体数把握の有効性について

大澤 啓志,勝野 武彦 (日本大学)


要旨:
都市域(横浜市)の谷戸において,モニタリングを前提としたシュレーゲルアオガエルの鳴き声による個体数把握について調査・検討した。3月から6月にかけて定期的に鳴き声による個体数の把握に努めたところ,本地域の繁殖ピーク期間は4月中旬~5月中旬であった。また,乾田区では水が入る時期により,繁殖ピーク期間がずれることが認められた。この期間内の調査により,それぞれの生息成熟雄個体数を把握することができ,都市緑地における本種のモニタリングが可能であることが示された。さらに得られた個体数を基に検討したところ,乾田区よりも湿田区の方が本種の計数個体数密度が高くなっていた。


キーワード:
力エル,モニタリング,都市緑地