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環境情報科学学術研究論文集13 (1999年)

[pp.13-18]

地域住民の環境認知にもとづく景観圏域について-江東区木場地域における認知領域と3D画像データの相関

大内 宏友,高橋 聖,黒岩 孝,松原 三人 (日本大学)


要旨:
本研究は,環境心理学の分野の内,認知的特性と,形態的特性とによって成立する景観圈域に関する研究であり,特に心理的に形成されているエッジとその物理的周辺環境に関して分析,考察を行ったものである。具体的には,東京都江東区,木場・深川地域を調査対象地域とし,アンケートから得られた結果を数量化III類,クラスター分析によって住民の類型化を行った。また住民の認知領域と,運河,道路から成るエッジと街区,ビルディング等,周辺環境との関係性を,画像の相関により分析した。その結果運河によって形成されているエッジの周辺環境と,認知強度について強い関連性がみられた。


キーワード:
地域住民,景観圈域,相関,3Dデジタルデータ,エッジ