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環境情報科学学術研究論文集13 (1999年)

[pp.7-12]

離島住民の環境認知に基づく自然の位置づけに関する研究-沖縄県・伊是名島における住民と自然環境とのかかわり

大隈 健五,畔柳 昭雄,宮崎 均 (都市基盤整備公団,日本大学,前橋工科大学)


要旨:
本研究は,離島住民の自然環境に対する認知・利用状況を調査することによって,離島地域での居住環境整備における自然環境の位置づけを明らかにすることを目的としている。本研究では沖縄県伊是名島を対象に住民に対して生活環境・自然環境に対する総体評価,自由連想法による自然環境に対する認知,サインマップ法による自然環境の利用状況に関するアンケート調査を行った。その結果,住民は自然環境を高く評価していること,海が自然環境の最も重要な要素であること,自然環境は海,沿岸や山地という性状によって区別して認知されていること,農地は自然環境とみなされにくいことなどを見出した。


キーワード:
離島住民,自然環境,自由連想法,サインマップ法