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環境情報科学学術研究論文集12 (1998年)

[pp.227-232]

都市における河川空間設計に関する基礎的研究-一級河川太田川を事例として

小松 孝二,市坪 誠,長町 三生,今田 寛典 (呉工業高等専門学校,呉大学)


要旨:
近年,都市環境におけるアメニティが注目され,地域特性を加味した地域計画に対する関心が高まりつつある。河川においても同様に親水性,美観性のみならず周囲景観との調和が求められている。本研究では,河川における空間計画・設計手法の基礎的資料を得るために,都市内の河川構成要素が空間設計に及ぼす影響について検討を行った。つまり,広島市内における河川空間に対する法制度の把握を行うとともに,河川及びその周囲の現況調査から空間特性を把握し,今後の都市河川の設計における方向性について検討を行った。


キーワード:
都市河川,地域景観,空間評価,河川設計,感性工学