[pp.173-178]
寺内 義典,宇佐美誠史,本多 義明 (福井大学)
要旨:
本研究は,自然災害を考盧した道路の整備方針策定のための交通途絶性の評価法を提案することを目的としている。ここで,交通途絶性とは災害による道路交通の途絶の起きやすさである。なお,評価の対象としたのは福井県内の幹線道路である。ここでは,まず評価対象道路のリンクごとに7つの個別指標値から交通途絶性の高いリンクの抽出を行った。次に,柚出されたリンクの代替経路を求め,クラスター分析によりリンクの類型化を行った。最後に,各グループごとに道路の整備方針を検討した。
キーワード:
自然災害,道路整備,交通途絶性