[pp.113-118]
桑原 祐史,野北 舜介,志摩 邦雄 (茨城大学)
要旨:
広域性,周期性,同時性という特徴を有する衛星リモートセンシングデータを用いた環境変化の把握と解析が重要性を増している。観測の対象は多岐に渡るか,本研究では特に植生域に着目した。植生の活力を評価するための指標には様々なものが提案されているが,解析に先立ち評価の特徴を予め把握しておく必要がある。本研究では,現在までの研究で提案されている代表的な3つの指標を採用し,日立市を対象領域として評価結果の比較検討を進めた。
キーワード:
衛星リモートセンシングデータ,植生指標,環境情報