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環境情報科学学術研究論文集12 (1998年)

[pp.17-22]

地域住民の環境認知にもとづく景観圏域に関する実証的研究-横浜市における沿岸地域の景観圏域について

大内 宏友,古泉光太郎 (日本大学,(株) NTTファシリティーズ)


要旨:
本研究は,環境心理学分野の内,特に認知領域の調査,分析をもとに地理的要因を主とする物理的環境と地域住民の意識,認知領城の広がりとの関係性,つまり景観圈域に関する分析,考察を行った実証的研究である。具体的には,神奈川県横浜市の沿岸地域において,地域住民の認知領域の広がりと地形CG,CADによる3次元的な面からの視認域などの地域空間との関係性を考察し,形態的特性と認知的特性の相互関係から景観圈域の構造を分析する。さらに,個人の認知領域の類型化を行い,類型化された5つのグループごとの各特性についての把握を行う。以上のことから,調査対象地域における景観圈域の構造の,おおまかな整理が出来た。


キーワード:
地域住民,環境認知,景観圈域,沿岸地域,3Dデジタルデータ,都市