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環境情報科学学術研究論文集11 (1997年)

[pp.261-266]

東京都中央区における路地の緑の実態と住民意識に関する研究

小谷 幸司,柳井 重人,島田 正文,勝野 武彦,丸田 頼一 (東武計画(株),千葉大学,日本大学)


要旨:
本研究では,東京都中央区佃町を対象に,現地調査と住民意識調査を通じ,路地にあふれ出した植木鉢の緑の現状と役割,密集住宅地における植木鉢を用いた緑化の可能性や方向性について検討することを目的とした。研究の結果,植木鉢の緑の役割として,地域固有の緑として象徴的な存在であること,地域住民の日常生活に潤いを提供していること,住民間のコミュニケーションを向上させることが指摘された。また,路地に植木鉢を置くという慣習は,地域住民の間に広く定着していることも把握された。そして,以上の結果を踏まえ,緑化手法としての植木鉢の活用の可能性,密集市街地における緑化の方向性等について検討した。


キーワード:
路地,植木鉢,緑化,住民意識,密集市街地