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環境情報科学学術研究論文集11 (1997年)

[pp.165-170]

海洋汚染物質としてのプラスチック粒の監視網の構築について

神沼 二眞,大竹千代子,伊藤 尚史 (国立医薬品食品衛生研究所,旭化成工業(株))


要旨:
最近,海洋に漂うプラスチック粒が環境汚染物質として,関心を集めるようになった。とくにプラスチック製品の中間材料である樹脂ペレットは,海岸や洋上に広く存在しており,また魚や鳥など海の野生生物の消化器の中からも見つかっている。プラスチック粒が,ヒトの健康や生態系にどのような危害をもたらすかは現在のところすべて解明されたわけではないが,適切な監視や防止対策が取られるのが望ましいと思われる。われわれはその第一歩として,インターネットを基盤として監視と研究のためのネットワークの構築を提言している。


キーワード:
海洋汚染,プラスチック粒,樹脂ペレット,監視ネットワーク