記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 11 (1997年) > 公園緑地内における気温及び相対湿度分布と土地被覆状態との関連性について

環境情報科学学術研究論文集11 (1997年)

[pp.19-24]

公園緑地内における気温及び相対湿度分布と土地被覆状態との関連性について

尹 龍漢,丸田 頼一,柳井 重人 (千葉大学)


要旨:
本研究では,埼玉県に位置する上尾丸由公園を調査地とし,夏李の晴天日に最高最低温度計及び湿度計を用いた気温及び相対湿度分布調査を行った。また,公園緑地の植栽図の判読と現地調査等による土地被覆状態の把握を行った。公園緑地内の気温及び相対湿度分布と土地被覆状態との関連性を回帰分析等により検討した。その結果,公園緑地内の土地被覆状態が気温及び相対湿度分布に影響を及ぼすこと,気温に関しては,最高及び最低気温ともに樹林地及び水面周辺に低温域が認められ,樹林の中でも高木,亜高木が低温の形成と密接に関連していることがわかった。


キーワード:
公園緑地,気温,土地被覆,夏季,緑積量