記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 11 (1997年) > フィールドチャンバーを用いた樹木のガス状大気汚染物質収着速度の測定法

環境情報科学学術研究論文集11 (1997年)

[pp.1-6]

フィールドチャンバーを用いた樹木のガス状大気汚染物質収着速度の測定法

重久 眞至,平野 高司,清田 信 (大阪府立大学)


要旨:
本研究では,野外に大型開放型チャンバー(フィールドチャンバー)を制作し,植物群落による外気に含まれるガス状大気汚染物質の収着速度の測定を試みた。O3,NO2およびNOは反応性の高い物質であるために,植物による正確な収着速度を求めるには,植物を入れるチャンバー以外に,もう1つ同じ構造のチャンバーを用い,ブランク値を求める必要があった。測定システムを確立したフィールドチャンバーを用いて,収着速度を側定することができた。しかし,短時間に濃度が急激に変動するときや,大気汚染物質の濃度が低いときには,測定精度が落ちた。


キーワード:
フィールドチャンバー,ガス状大気汚染物質,収着速度