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環境情報科学46巻 (2017年) 3号

[pp.84-90]

公示地価を用いたヘドニック法で価値評価可能な沿岸生態系サービスの検討:不動産鑑定士に対するアンケート調査

太田貴大*・上原拓郎** (* 長崎大学大学院環境科学総合研究科・** 立命館大学政策科学部)


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カテゴリ: 報告


要旨:
この論文では,公示地価評価においてとらえられる沿岸域の生態系サービスを特定する。ヘドニック法では,理論的には市場価格を用いるのが好ましい一方で,市場価格がデータとして乏しいために,不動産鑑定士により評価される公示地価価格が,実践ではしばしば用いられている。実践的な政策実施を行うため,公示地価価格に反映されている沿岸域の生態系サービスを特定することが重要である。そこで我々は,広島県の沿岸域をケースサイトとして,不動産鑑定士を対象にインタビューと郵送のアンケート調査を実施した。結果として,少数の沿岸域生態系サービス,例えば,景観やレクリエーションのみが公示地価価格に反映されていることが示唆された。


キーワード:
生態系サービス,沿岸域,ヘドニック法,公示地価,不動産鑑定士

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