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環境情報科学46巻 (2017年) 2号

[pp.71-76]

火打山における1時間当たりの発見頻度(SPH)を用いたライチョウ調査ツアー実施時期及び時間帯の検討

小川結衣*・武 正憲**・佐方啓介***・長野康之**** (* 筑波大学生命環境科学研究科,**筑波大学芸術系,*** 筑波大学生命環境系,**** 国際自然環境アウトドア専門学校)


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カテゴリ: 研究論文


要旨:
ライチョウは絶滅危惧種であり,保護増殖事業の対象種である。本研究は,ライチョウツアー参加者の満足度を向上させるために,個体発見機会の多いライチョウ調査登山ツアー実施の時期及び時間帯を検討することを目的とした。個体発見頻度の高かった調査時期・調査時間帯を把握するために,「1時間当たりの個体発見回数の平均(Sightings Per Hour:SPH)」を求め,調査時期,調査時間帯ごとにSPHの差を比較した。その結果,調査時期に関しては,残雪期調査が夏調査,秋調査に比べ,秋調査が夏調査に比べ有意にSPHが高いことが明らかになった。調査時間帯に関しては,午前調査と午後調査とで,SPHに有意差は認められなかった。


キーワード:
ライチョウ,市民参加型調査,生息情報,絶滅危惧種,登山ツアー

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