記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学 > 46巻 (2017年) > 2号 > 生活環境圏におけるCO2濃度の変化パターン-環境情報としてのデータ解釈の可能性に着目して

環境情報科学46巻 (2017年) 2号

[pp.62-70]

生活環境圏におけるCO2濃度の変化パターン-環境情報としてのデータ解釈の可能性に着目して

高木祥太*・伊藤雅一**・岡村 聖* (*名古屋産業大学大学院環境マネジメント研究科,**名古屋産業大学環境情報ビジネス学部)


テーマ: 投稿
カテゴリ: 研究論文


要旨:
本研究の目的は,環境情報としてのCO2濃度データの解釈可能性に着目し,生活環境圏におけるCO2濃度変化パターンを明らかにすることである。このため,データ分析のためのツールとしてCO2濃度データ検索システムを開発した。このシステムを利用し,東海3県の2011年から2013年までのCO2濃度データを基に,CO2濃度の時別平均値を算出し,各測定地点の各月におけるCO2濃度の変化パターンを分析した。その結果,CO2濃度の時別平均値はほぼ一定の変化パターンに収斂されることがわかった。これらの変化パターンを「CO2平均濃度」,「CO2安定濃度」と定義し参照することで,複雑かつ多様に変化する実測データのより客観的かつ多面的なデータ解釈が可能になることを明らかにした。


キーワード:
生活環境圏,二酸化炭素,環境情報

PDFダウンロード(会員限定)