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環境情報科学45巻 (2017年) 4号

[pp.13-18]

Evolution of Regional EST Forum in Asia : Its Relevance in the Context of the 2030 Agenda for Sustainable Development(アジ

高瀬千賀子・チャウダリー ルドラ チャラモン モハンティ (United Nations Centre for Regional Development)


テーマ: 特集:環境的に持続可能な交通(EST)の課題と期待
カテゴリ: 特集記事


要旨:
環境的に持続可能な交通(EST)は,環境に優しく,経済的で,生産性が高く,社会的に包括的な持続可能な交通ソリューションを目的としている。UNCRDと日本環境省はESTをアジア地域に普及するため,アジアESTイニシアティブを2004年に設立し,毎年開催するアジアEST地域フォーラムを通して,その活動を推進してきた。ESTの推進により,質の高い公共交通,非動力交通(NMT),交通需要マネジメント(TDM),公共交通指向型都市開発(TOD)などさまざま政策への移行を促進している。とくに第5回会合で採択されたバンコク宣言は参加各国の行動計画となっている。ESTは,2015年に国連持続可能な開発サミットで新しい開発アジェンダとして採択された持続可能な開発のための2030アジェンダの推進にも寄与している。

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