記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学 > 45巻 (2016年) > 2号 > 魚類・底生生物に着目した都市域の河川の生物群集の簡易な多様性評価に関する試み

環境情報科学45巻 (2016年) 2号

[pp.76-84]

魚類・底生生物に着目した都市域の河川の生物群集の簡易な多様性評価に関する試み

牛尾 沙映・川瀬 博・佐土原 聡・吉田 聡 (三井共同建設コンサルタント(株)・神奈川大学・横浜国立大学)


テーマ: 投稿
カテゴリ: 研究論文


要旨:
本稿は,都市域の河川の源流から上流域における水域の生物群集を簡易に評価する手法の開発を試みたものである。本評価手法では生物間の食物連鎖関係に着目し,ギルド(同じ食物要求を持つ生物群集)間の食物連鎖関係が多いほど豊かな生物群集であると評価した。そこで横浜市内の主要河川でケーススタディを行い,生息する魚類,底生生物のギルド間の食物連鎖関係の多さを数え,生物群集の評価を試みた。さらに,結果を従来のBODを用いた水質評価と比較した結果,本手法は水質判定だけでは評価が難しかった生物群集の豊かさを評価することが可能になると推察され,生物に関する評価手法の試みになると示唆された。


キーワード:
生物多様性,生物群集評価,ギルド,食物連鎖,都市域の河川の源・上流部

PDFダウンロード(会員限定)