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環境情報科学38巻 (2009年) 2号

[pp.74-81]

 「水リテラシー」概念の提唱-その必要性と有効性

大瀧 友里奈 (東京大学)


テーマ: 投稿
カテゴリ: 研究論文


要旨:
水リテラシーは,本論文で新たに提唱する概念である。これは人びとが水を身近に感じ,積極的に関わり,みずからの問題として向き合う意識を持つことができる能力を表している。本稿では,水リテラシーを,人間の個体としての生存に関連する能力,家庭生活や身近な社会空間での能力,より大きな社会や環境,文化に関連する能力の3レベルに分類し,それぞれ実用水リテラシー,生活水リテラシー,社会的水リテラシーとした。水リテラシーは,「生きる」「生活する」「社会のなかで共に生きる」ことをバランスよく意識しながら生活することのできる水システム作りへの転換のきっかけとなるだろう。


キーワード:
水,リテラシー,水システム,環境,文化,社会的水リテラシー

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