記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学 > 22巻 (1993年) > 4号 > 総説 動物群集保全を意図した環境評価のための視点

環境情報科学22巻 (1993年) 4号

[pp.62-71]

総説 動物群集保全を意図した環境評価のための視点

加藤 和弘,一ノ瀬友博 (東京大学農学部)


テーマ: その他
カテゴリ: 投稿


要旨:
地域レベルの生物群集の保全について,関連する基礎的知見を籍理した。個々の生息地の面積,形状および生息地間の連結性が,生物群集に影響を及ぼす主要な属性である。それをふまえて,動物群集の種多様性の向上と樹林性の種の保全とが生息地の面積と多様化に関して相反する要求をもつこと,動物間の種間競争を無視できないこと,生息地の連結性は重要な要因の1つではあるが,その効果は生息地面積の効果に比べ小さく,連結性向上のための「回廊」には条件があること,などを議論した。


キーワード:
動物群集,生息地面積,連結性,種多様性,種間競争,回廊

PDFダウンロード(会員限定)