記事・論文検索

リセット
  • この検索システムでは、「環境情報科学」「環境情報科学 学術研究論文集」「Journal of Environmental Information Science」の3誌に掲載された論文の抄録(著者名・タイトル・要旨・キーワード)を検索できます。
    (「環境情報科学」は著者名・タイトルのみ)
  • 空白区切りで、複数語による検索ができます。
  • バックナンバーの購入をご希望の方は、事務局までメール(member-jimukyoku[at]ceis.or.jp)にてお問い合わせください。
  • 「環境情報科学」51巻以降はJ-STAGEにて論文全文を公開予定です(一部論文については発行より1年間は会員のみ閲覧可能)
ホーム > 環境情報科学学術研究論文集 > 18 (2004年) > タンクモデルに基づく地下水保全政策の経済評価

環境情報科学学術研究論文集18 (2004年)

[pp.305-308]

タンクモデルに基づく地下水保全政策の経済評価

藤見俊夫,浅野耕太 (京都大学)


要旨:
本研究では,熊本地域の地下水問題を対象に,降水量の時系列分析とタンクモデルにより地下水減少の実現する客観確率を推定した。そして,その客観確率を考慮したCVMにより,熊本市の検討している地下水保全の価値を明らかにした。その結果,熊本市の予測している地下水減少が起こる確率は50%強であり,この客観確率を考慮した地下水保全の価値は平均値で423円,中央値で281円となり,客観確率を考慮しない場合に比べてかなり小さい値となった。


キーワード:
地下水保全,CVM,時系列分析,タンクモデル