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パク サンホン*,浅川昭一郎** (*北海道大学大学院環境科学研究科、**北海道大学農学部)
テーマ: その他
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要旨:
大雪山国立公園において広範囲の登山道を調査し,裸地化の広がりにかかわる関連要因,登山標識の現状,登山道に対する利用者評価などを明らかにしようとした。幅員の広がりは利用度に強く影響されているが,裸地化の問題は,標高1,501~2,000mの登山道で多くみられ,31%以上の急傾斜面で深刻であった。また,樹林地より低木・草本地と無植被地で広がりがみられた。登山道に対する利用
者の評価も,黒岳の利用者より登山道の広がりが多くみられる白雲岳の方面で低かった。登山標識は設置状態の不良なものも少なくなく,定期的な整備やデザインの統一性が必要である。
キーワード:
大雪山,裸地,評価,黒岳,白雲岳,登山道