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環境情報科学学術研究論文集8 (1995年)

[pp.69-74]

都市住民の地域景観認識と評価構造に関する研究-武蔵野市をケーススタディとして(その2)----\n\n

朴 玄鎭,丸田 頼一 (千葉大学)


要旨:
本研究では,都市居住者が認識している地域の景観特性や定性的な解析による景観評価構造と市民の好む景観との関係等について検討した。その結果,市民の地域景観に対するイメージ形成には,快適性,デザインの多様性,空間調和性が影響していることが求められた。そして,市民の好む景観は,市民により指摘された景観の分布特性から,シンボル性を有し,地域景観を代表する景観であること,景観評価構造から,快適性が高く,空間的調和がとれた景観であることが分かった。その際,高木を主とした緑が主な構成要素となっていることが把握された。一方,好ましくない景観には,広告や看板の無秩序,放置自転車,狭い道幅,統一性の無さ等が主な景観阻害要素となっていることが推察された。


キーワード:
景観認識,好ましい景観,評価構造,高木