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環境情報科学学術研究論文集8 (1995年)

[pp.63-68]

住民意識と立地環境から見た機能評価の総合化による森林機能配置計画一兵庫県南部における試み

杉村 乾 (森林総合研究所)


要旨:
本研究は兵庫県の六甲山系と林業地宍粟郡をモデル地域としで,立地環境から見た森林の機能評価と住民による機能間の相対評価を総合化し,区域ごとに主目的の機能を配置して全体としてバランスのとれた計画を策定するための手法を検討した。そのために,社会的な立地条件を含めた機能評価法,住民に対する意識調査をもとに機能間の相対評価値を得るための手法,各機能の面積配分の決定及び機能配置法についての検討を行った。機能配置の結果は,森林の機能が全般的に高い宍粟郡ではおおむね現在高い機能を効率的に発揮する方向,機能評価が相対的に低い六甲山系では長期的な視点で都市住民の期待が充足されるような管理の方向が示された。


キーワード:
森林の機能,立地環境,住民評価,配置計画