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環境情報科学学術研究論文集8 (1995年)

[pp.1-4]

尖峰嶺(中国海南省)の亜熱帯山地林における二酸化炭素の収支

清田 信,方 精雲,周 光益 (大阪府立大学,中国科学院生態環境研究中心,中国林業科学研究院熱帯林業研究所)


要旨:
尖峰嶺(中国海南省)の亜熱帯山地林において乾季に微気象および地上部呼吸速度,土壌呼吸を,測定した。土壌呼吸量は,閉鎖系によるチャンバー法で,CO2濃度を赤外線分析計で測定した。地表面付近では気温の日較差は小さく,相対湿度は日中82~87%であった。また,二酸化炭素の日較差は100ppm以上で午前中のCO2濃度の林内垂直傾度は40ppmで光合成が活発であった。植物の地上部の呼吸速度は樹種によって大きく異なった。また,この山地林における呼吸速度は0.60×106g・ha-1・day-1と推定され,平均正昧CO2吸収量は0.03×106g・ha-1・day'-1であった。


キーワード:
呼吸速度,土壌呼吸,二酸化炭素