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環境情報科学学術研究論文集14 (2000年)

[pp.267-272]

街路樹の二酸化炭素固定量の推定に関する研究

市村 恒士,柳井 重人,丸田 頼一 (千葉大学)


要旨:
本研究では,松戸市の街路樹整備道路38路線を調査対象道路として,街路樹の二酸化炭素固定量を複数の推定法を用いて推定した。その結果,調査対象道路の街路樹による1km当たりの累積二酸化炭素固定量は,平均では17,866C-kg/km(2推定法平均),最大では86,917C-kg/km(2推定法平均)であること,1km当たりの年平均二酸化炭素固定量は,平均では556 C-kg/km・年(2推定法平均),最大では1,975 C-kg/km・年(2推定法平均)程度であること,1km当たりの年平均二酸化炭素固定量は樹種,植栽間隔によって一定程度規定されること等が把握された。


キーワード:
街路樹,地球温暖化防止,都市緑化,二酸化炭素固定