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環境情報科学学術研究論文集14 (2000年)

[pp.13-18]

日本の2kmメッシュ土地利用データに基づく郡を単位とした景観構造の変容解析

山本 勝利 (農業環境技術研究所)


要旨:
長期的・広域的な景観構造の変容過程を解明するため氷見山(1995)による土地利用変化データベースを解析し変容様式を類型化した。解析単位には土地自然と人間活動との関係を解析する上で有効と思われる「郡」を用いた。その結果,第二次世界大戦前(1910年頃~1950年頃)と戦後(1950年頃~1985年頃)の変容様式をそれぞれA~F,a~fの6類型に区分できた。各変容様式は自然地形ならびに過去の林野利用に対応していた。特に国有林が多く近年まで広葉樹林が卓越していた地域,戦前に荒れ地の針葉樹林化が進行した地域,戦前と戦後を通じて針葉樹林が卓越している地域が明かとなった。


キーワード:
景観構造,土地利用変化,メッシュデータ解析,林野利用