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環境情報科学学術研究論文集10 (1996年)

[pp.73-78]

神奈川県逗子市における高木の分布と保全に関する研究

近江 慶光,丸田 頼一 (千葉大学)


要旨:
神奈川県逗子市をケ一ススタディに高木の分布調査を行い,今後の高木の分布特性について明らかにした。当調査地域は別荘地開発のために計画的にクロマツが植栽された経緯を持つ。今日においてはこれら高木は宅地化,敷地の細分化により減少してきているが,同様の歴史的な背景を有する藤沢市鵠沼における研究成果と比較しつつ,高木保全のあり方について検討を行ったところ,敷地面積の確保が重要であること,敷地において南に面する空地に位置する高木の保全が特に必要であることがわかった。また今後,敷地の細分化や立替えの際にはこうした南面空地に高木性樹種を植栽し,育成していくよう緑化指導を行うことも必要であると考えられた。


キーワード:
高木,保全,分布,敷地,空地,植栽