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環境情報科学49巻 (2020年) 2号

[pp.95-100]

報告 新たなコミュニティを形成する社寺境内地内で開催される「マルシェ」の特性

豊嶋尚子 (京都大学)


テーマ: 気候変動・温暖化問題への関心―意識をより高め,行動へと移させるためには何が必要か?
カテゴリ: 投稿


要旨:
近年,都心部のオープンスペースで,「マルシェ」と呼ばれる仮設の市が盛んに行われている。その中には社寺境内地で開催しているものもあり,昔ながらの縁日の市とは異なり,若い女性の手作り品や新規就農者の有機農産物などを販売し,賑わいを見せているものがある。本報告は,開催実績が5年を超え,リピーターを多く獲得している大阪市の難波神社および名古屋市の東別院で開催されているマルシェの調査を行ったものである。その結果,作り手による対面販売を大切にする両マルシェでは,大量生産・大量消費からシフトし,協働型消費が行われ,マルシェを中心としたコミュニティが形成されていることが明らかとなった。


キーワード:
マルシェ,コミュニティ,ライフスタイル,協働型,社寺境内地

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