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環境情報科学49巻 (2020年) 1号

[pp.126-131]

報告 三大都市圏における砂利・岩石等の採取地の土地利用変化と土地管理上の課題

安井翔哉*・浦山 益郎*・田辺 則人** (*三重大学大学院工学研究科,** 一般社団法人 地域問題研究所 )


テーマ: 特集 海洋生態系の保全と持続可能な水産資源管理の課題と展望
カテゴリ: 投稿


要旨:
本研究は,三大都市圏を対象に採取地の土地利用変化を把握するための地図分析,採取業者および地方自治体の意向を把握するためのアンケート調査から,採取地・跡地の土地利用変化の方向性とそれらを管理する上での課題を検討した。その結果,①市街地に近接したところに多くの採取地・跡地があるが,1990年代以降,採取地の数も宅地利用への転換数も頭打ちの状態にあること,②業者の意向から管理の粗放化した採取地の発生,採取終了時の不十分な原状回復措置,原状回復後の建設発生土受入れやソーラーパネル設置のような利用の増加が予想されること,③業者や市町村の意向から,原状回復後の跡地の管理も問題であること等が明らかになった。


キーワード:
三大都市圏,採取地,地図分析,アンケート調査

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