大気環境学習のための情報パック
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The Information Package for Air Environmental Learning
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光害(ひかりがい)
 都市化、交通網の発達などによる屋外照明の増加、照明の過剰な使用などにより、照明の不適切または過剰な使用によって眩しさいった不快感、信号などの重要情報に対する認知力の低下、農作物や動植物への悪影響などが報告されている。また、夜空の明るさが増し、天体観測などへの影響が見られる。このような状況は光害(ひかりがい)と呼ばれている。

 夜間の屋外照明は防犯や安全確保のために不可欠ではあるが、不適切な使用は、周辺環境に悪影響を及ぼす可能性があるだけでなく、エネルギーの浪費による二酸化炭素排出量の増加につながるため、光害対策の取組みが求められている。これらの問題は、照明対象範囲外への「漏れ光」によるものであるため、適切な照明を用いることにより大幅な改善が可能である。
 
●光害の内容
人間の諸活動への影響 居住者への影響 安眠妨害、プライバシーへの影響など
歩行者への影響 不快なグレア(まぶしさ)、歩道の照度不足など
交通機関への影響 信号機、海上灯火、航路標識の視認性に与える影響など
天体観測への影響 夜空の明るさの増大
動植物への影響 野生生物への影響 ウミガメの産卵障害、ホタル・夜行性鳥類の消滅、害虫の誘引など
農作物・家畜への影響 イネやホウレンソウの生育障害、家畜の生理不順など
エネルギーの必要以上の浪費 二酸化炭素(温室効果ガス)の排出
●光害対策の例
街路灯は、上方への漏れ光が少ない形状の器具を使用し、器具の設置位置・方向に配慮し、周辺の田畑を過剰に照らすことや夜空を明るくすることを防ぐ。
家庭やオフィスなどでは、カーテンやブラインドで室内照明の光が屋外に漏れるのを防ぐ。
店舗では、ショーウインドの照明を上方から下向きに照らす器具にすることで、上方への漏れ光を減らし、夜空を明るくすることを防ぐ。
 
環境省報道発表資料「光害対策ガイドラインの策定について」(平成10年3月30日) http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=317
光害の概念を明確にし、光害対策に関する総合的なガイドラインを策定している。
環境省報道発表資料「地域照明環境計画策定マニュアルの策定について」(平成12年7月3日) http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=1834
自治体による「地域照明環境計画」策定に向けて、基本的な事項を整理している。
環境省報道発表資料「光害防止制度に係るガイドブックについて」(平成13年10月4日) http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=2889
自治体が光害防止対策を推進する際の手引き。本文も添付ファイルから閲覧できる。

岡山県美星天文台「美星町星のデータベース」http://www.town.bisei.okayama.jp/stardb/
全国に先駆けて「光害防止条例」制定した美星町にある美星天文台による膨大なデータベース。

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