◆ねらい
「雪は天から送られた手紙である」。これは、雪の研究で有名な中谷宇吉郎博士の言葉です。雪の結晶は通常はすぐ溶けてしまうためじっくりと観察する機会は多くありませんが、雪をくわしく見ればその上空の様子を知ることができます。雪の形を観察することで温度や湿度など気象について学ぶことができ、また、北国の身近な冬の教材として雪に関心をひきよせることもできます。
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◆準備するもの
・レプリカ液 ・スライドグラス ・黒い布 ・細い筆 ・竹串 |
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| ◆進め方 |
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(1)
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平らな板などの上に黒い布を敷きます。黒い布が風でめくれないようにテープで固定し、その上にスライドグラスを置きます。 |
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(2)
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スライドグラスを戸外などにおいてよく冷やします。 |
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(3)
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スライドグラスに雪を受け止め、細い筆で結晶を選び出します。 |
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(4)
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スライドグラスの上の雪によく冷えたレプリカ液を1滴たらし、竹串で液を伸ばしながら雪の結晶に染み込ませます。 |
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レプリカ液の溶剤が蒸発するまで、氷点下の温度の場所に数時間の間、静かに置いておきます。 |
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プラスチックの皮膜でできたレプリカを観察し、ワークシートに形を書き写します。 |
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(7)
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雪の結晶を見て気がついたことや感じたことを話し合ってみましょう。 |
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| ◆インフォメーション |
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レプリカ液のつくり方
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(1)
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アクリル(またはポリスチレン)約5gを二塩化エチレン(またはメチレンクロリド)100gで溶かして、濃度約5%程度の溶剤をつくります。 |
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(2)
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完全に溶けるまで数日ほど静置しておきます。 |
| (3) |
完全に溶けた液を冷凍庫で保存します。 |
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ポリビニルホルマルを2塩化エチレンに溶かしてつくるレプリカ法が、米国のシェファー博士によって考案されました。その後、高橋庸哉氏・福田矩彦氏によって、アクリル・ポリスチレンなど入手が用意で、水で白濁が生じないなどの利点を持つ材料が見出されました。 |
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本アクティビティは、北海道「雪」プロジェクトの「雪を観察しよう」、および北海道立理科教育センターの「雪のレプリカづくり」などを参考にしています。 |
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雪に関する総合的な学習を支援するページとして、北海道「雪」プロジェクト「北海道雪たんけん館」のホームページが参考になります。 |
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雪ができる仕組みや、雪の結晶の人工的なつくり方については、北海道立オホーツク流氷科学センターのホームページが参考になります。 |
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